プロ野球 相性をみる玄人の楽しみ方

玄人の目線でプロ野球を見るとまた楽しいものがあります。玄人が重視することの一つに相性があります。これは個人的ものもありますが、チームとしての相性や球場での相性など実にいろいろなものがあります。

何故こうしたものが出てくるのかというと、人にはそれぞれの得意不得意があるからです。簡単な例では速球が得意でも変化球は苦手という人もいます。そうなると変化球ピッチャーは苦手ということになってしまうわけです。

また、右対左ということもあります。右バッターに対して左投手はボールの出所が良く見えるので打ちやすいということがあるわけです。ですから、プロ野球では代打を出すような時には左投手であれば、右打者を用意するということをよくします。ですが、投手と打者の特徴によっては左投手に左打者をぶつけることもあります。

その日の調子がいい人であったり、バントのような小細工が出来る人であったりと、その場に応じて打者に求められるものとの関係性で考えていくことになります。こうした多くの要素が一つ一つのプレーに関係していることが玄人はよくわかっています。ですから、自分ならこういう采配をするということを考えて楽しむことが出来るのです。